健康・医療への関心の高まりや、センサ,素材,IT技術等の進展を背景に,スマートウォッチ,活動量計を含むウェアラブル機器を応用した医療・ヘルスケア分野の事業への参入が増加しています.
このような機器は,法規制上の医療機器に該当する場合,該当しない場合(非該当)の区分が標榜する用途によって影響される場合があります.後者を選ぶケースが散見されますが,必ずしも良策ではないと思われます.
本冊子は,ウェアラブル機器を応用した医療・ヘルスケア分野の製品を開発する上の基礎的知識として、事例の紹介,事業判断を左右するファクターの捉え方,その解決につながる通知などを紹介するものです.
ダウンロード (4.6MB)
目次
- 医療機器該当性の基本的考え方
- [コラム]家庭用医療機器とは
- 開発事例
- 日常生活で心電図測定を可能とする「ウェアラブル電極シャツ」
- hitoe®ウェアラブル心電図測定システム
- アプリ等の内外開発事例分布とウェアラブル機器
- [コラム]海外事例 Apple Watch + アプリ
- 規制及び制度に関連するファクター
- 関連知識
- 公的保険・民間保険・健康経営
- 薬機法による広告規制
- 「診断の参考情報となり得る生理学的パラメータを測定する診断機器」の審査の考え方に関する通知